西光院について
- 【寺 院 名】
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報恩山(ほうおんざん)
無量寺(むりょうじ)
西光院(さいこういん) - 【宗 派】
- 真言宗 豊山派(ぶさんは)
- 【本 尊】
- 阿弥陀三尊 江戸時代 文化3年(1806)以前の造立
- 【三祖宝号】
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南無大師遍照金剛(弘法大師空海)
南無興教大師(興教大師覚鑁)
南無専誉僧正(専誉僧正)
□西光院縁起
西光院のある篠籠田は、手賀沼の西側にあって早くから開けた土地で、平安時代の書物に「志子田」として表されています。室町時代後半(1500年代)になると、この篠籠田集落に共同墓地ができ、そこに仏を祀る社(やしろ)が建てられました。この社が西光院の起源であると伝えられています。
この社は、村人たちから「榧寺(かやでら)」と呼ばれていました。現在、境内にある榧の木の樹齢が500年ほどと推定され、社の成立とほぼ一致します。
この社は、村人たちの祈りの場として守られていきました。そして、江戸時代に寺院として整備され、西光院と号されました。
その後、本堂が二度の火災に見舞われますが、地域の人々の尽力によりその都度再建され、今日に至っています。
□篠籠田三匹獅子舞
毎年8月16日に境内で行われる「三匹獅子舞」は県の無形文化財に登録されています。
□江戸期の火災と榧の木
・ 1850年頃本堂火災_本堂再建の棟札に嘉永3年(1850)とあることから、それより5~10年程前に 火災があったと推定できます。
・ 本堂は過去に二度の火災に遭っていると記録されています。
・ 1850頃の火災で榧の木が燃え、幹のみを残して枝葉はなくなったと推定されます。幹はそれより先は大きくならず、周りの皮の部分から枝が伸びて現在に至っています。
枝が意図的に調整されていると考えられ、独特の樹形を今に残しています。
1月1日 元日法要
3月お彼岸 春彼岸法要
4月第1日曜日 花まつり
4月29日(昭和の日)ぼたん祭りコンサート
7月 寺子屋体験
8月16日 施餓鬼会・三匹獅子舞
12月 餅つき会
12月31日 除夜の鐘